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需給悪化は本当か(その3)

結構さかのぼって数字を拾ってはみたけれど、
外国人の売買動向について8月以外は大きな傾向は見られない。

やはりヘッジファンドなど短期勢の多くが
現物ではなく先物で取引していると言われているので
現物の換金売り自体それほどの額ではないのかもしれないし、
先高期待で投資家からの解約自体があまりないのかもしれない。
いずれにせよ、ヘッジファンドの換金売りについては
ほとんど心配する必要がない事が分かる。

5月の信用返済、増税前の換金売り、
ヘッジファンドの決算売りと見てきたが、
それぞれ数字から判断すると、
結論は「需給悪化は気にしすぎること無かれ」だ。

最後にこれからのトレンドについて話をしておこう。

まずは、日経平均と蜜月なドル円相場について。
10月の雇用統計に加え8月と9月の雇用統計も上方修正され
アメリカの長期金利は急騰(2.6%台→2.7%台)、
ドル円も半年近く続いてきた三角持合いを上放れて終了した。

これから発表される経済指標が相当悪化しない限り、
量的緩和観測の前倒し論(3月より早くなりそう論)は簡単に消えず、
逆にもしかして12月ありかも~が濃厚になるような経済指標が出れば、
ドル円は早々に100円を突破していくことが考えられる。
となれば、日本株は上昇の勢いを増すこととなる。

そして次に、2012年の年間売買動向が以下の通り。
外国人  2兆8264億円の「買い越し」 
国内法人 1兆0580億円の「売り越し」
個人   1兆9111億円の「売り越し」
2013年、相場はどうなったか。

そう、今までもこれからも大相場を作るのは海外の巨大なマネー。
「太きには呑まれよ」、まさにこれが鉄則だと思う。
だとすると、ここからのトレンドは上である。よって、
「需給悪化懸念などで下押しする場面があれば、そこは買い場」
ということになる(前から言っている事と結局変わらなかった)。

ただ半期決算終わって、これからは業績相場に突入。
銘柄選びが相当難しくなりそうなので、
失敗しないためにも日経平均の指数ETFをお薦めする。

以上、信じるか信じないかはアナタ次第(都市伝説風)
いや、都市伝説なみに軽く流してもらえたら助かります。

<注意>
出てくる数字は「投資主体別売買動向(財務省)」のものですが、
結論に至る過程では、当然私個人の推測が多くを占めます。
あと細かな計算ミスもあると思われますので、諸々ご容赦下さい。

最後の最後にもうひとつ
需給悪化の一番の被害者は新興市場だと思われるので慎重に。


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