トラウマからの解放 10月25日(金)14時24分

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トラウマからの解放 10月25日(金)14時24分

 この表題の「トラウマからの解放」はNHKの番組名である。手短に話すために、箇条書きといたします。括弧内は感想、意見です。

 

1 最新のトラウマ治療で、有効だと考えられる方法です。これは、日常の生活で利用出来ないかと考えます。

 

2 幼い頃や高校生まで、あるいは成人になっても、衝撃的な事件に遭遇すると、誰でもトラウマを起こしやすい。

 

3 特に、幼い頃のトラウマは、成人後になり、暴力事件、犯罪、引きこもり、うつ病、自傷行為、アルコール依存症など、社会問題となる現象を起こしやすい。(現在の犯罪のかなりの部分がこのトラウマが原因ではと思われる。)

 

4 (そのため、このトラウマを解消する心のケアは、社会的の負の負担が減少すると考える。)

 

5 その方法です。診察室の中です。患者(クライアント)がトラウマを心に浮かべてみる。その時に目の動きを左右に動かすことを続ける。治療者(精神科医、あるいは臨床心理士)は、その時にそれはもう過去のことで、現在のあなたのことでは無いと、暗示に似た言葉などを発する。あるいは、そのトラウマは、もう心配することでは無いと明確に伝える。あるいは、トラウマを消す言葉を発し、様々な助言をする。

 

6 この時に患者の左右の目の動きは、光の点滅が左右に動く器具を追って動かす場合もあり、治療者が手を左右に動かし、患者はその手の動きを追う場合もある。ここでは目の動きを左右に動かす動作が重要になる。その速さは、毎秒1往復前後である。(かなり速いと感じる。)

 

7 患者が目を左右に動かすことにより、脳の活動が、左脳の働きと右脳の働きに、バランスがとれ、脳の機能が正常(通常)の機能になる。(トラウマとは脳の働きのバランスが欠け、過去の嫌なことを思い出すと、その部分の脳の興奮(働き)が激しくなり、理性の働く脳の部分が停止してしまった状態とも言える。)

 

8 (この方法は有効性が高いので、今後、精神科の治療で普及すると考える。また、日常生活においても、活用できないかと考える。例えば、一人になって、過去のいやな事を浮かべて、その時に目を左右に動かし、自ら、なんともないことだと、暗示をかける方法。ただし、この方法は個人で行う場合、間違えると、逆に悪化することも有るのではと考える。この悪化するかもしれないので、このことは注意すべきである。)

 

 

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