ハム・ソーセージ大手が円安による原材料高などで苦戦するなか、プリマハムの好調が目立っているようです。
海外から輸入する製品や包装材料の価格が上昇し、大手各社は2013年4~6月期連結決算で、営業利益が大きく減った半面、プリマハムはコンビニ向け総菜事業が好調で利益を伸ばしたそうです。
プリマハムの4~6月期の営業利益は17億円と、前年同期に比べ9%増え、なかでも同業他社に先駆けて取り組むコンビニ向け総菜事業が伸びたそうです。
子会社のプライムデリカはセブン―イレブン・ジャパンを主要顧客に、調理パンやサラダなどの総菜やデザートを製造しており、セブンイレブンの出店が高ペースで進むなか、収益が拡大しているようです。
ハム・ソーセージや食肉など加工食品の環境は厳しく、最大手の日本ハムは4~6月期の営業利益が前年同期に比べ13%減ったそうです。
円安による原材料や包材価格の上昇を補えず、加工食品の営業利益が前年同期比73%減の5億円弱となったことが響いたようです。
加工食品への依存度が高い伊藤ハムや丸大食品も、4~6月期の連結営業利益が大幅に減ったそうです。
各社は7月以降、価格の引き上げや内容量を減らす実質値上げを実施しており、今後の採算改善を見込んで、4~6月期に利益を落とした会社でも、通期の業績予想を据え置いているそうです。
ただ、値上げが浸透するのは9月以降で、原料価格が高止まりしており、予想の達成は難しいのではないかとの声も聞かれるようです。
他の会社はコンビニとの取引は少ないんでしょうかね。
そんなことはないと思いますが...
2281:183円、 2284:1,419円、 2284:416円、 2288:313円、 3382:3,455円