人材派遣の値上げで思うこと

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2007/07/11 - あさっての投資家さんの株式ブログ。タイトル:「人材派遣の値上げで思うこと」 本文:景気と人手不足を反映して人材派遣料金が上昇しているそうです。 別に派遣がどうの、正社員がどうのと言うつもりはありません。 派遣も正社員も立派な雇用でライフスタイルが多様化しているのです。

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人材派遣の値上げで思うこと

景気と人手不足を反映して人材派遣料金が上昇しているそうです。

別に派遣がどうの、正社員がどうのと言うつもりはありません。
派遣も正社員も立派な雇用でライフスタイルが多様化しているのです。

しかし、派遣というスタイルは企業にとって最も都合の良い形式なのです。

正社員の場合、不景気や人手が余ったからといって企業側が簡単に切ることはできません。
しかし派遣社員の場合、数ヶ月の契約期間が終了すれば、それで完了、すぐに人員削減が可能です。

派遣社員が増加しても、このまま景気拡大が持続すれば問題はありません。
しかし、不景気になると一気に無職予備軍となってしまいます。

この状況を素直に喜んで良いものか…、なんて余計なことを考えてしまいました。
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#派遣
4件のコメントがあります
1~4件 / 全4件
金の延べ棒さん、Tanpanさん、とんこつさん、コメントありがとうございます。

金の延べ棒さんへ
そうですね。派遣社員の方は今のうちに正社員になるのが一番良いですよね。
企業側も必要な人材は確保していかないといけませんし。

Tanpanさんへ
仰るとおり、派遣業も専門化が進むと、個人のスキルアップが肝心になりますね。
企業も個人も、お互い成長していかなければなりませんね。

とんこつさんへ
派遣社員の問題はまだまだ続きそうですね。
やはり、ニーズがあるので人材派遣会社はこのまま成長しそうですし。

正社員にしても会社が倒産してしまえば、元も子もありませんね。やはり自己投資は必要ですね。
私の友人にも派遣で仕事してる人がいますが、やはり先を考えると安心感のない就職形態だといいます。

グッドウィル問題から少しだけ派遣社員の待遇が見直されましたが、根本的な問題はこれからも続きます。

好景気で企業が成長しても、その恩恵を得られるのはやはり正社員でしょうし。教育、自己投資はこれからも大切なんでしょうね。
Tanpanさん
企業にとって正社員は「固定費」で派遣社員は「変動費」ですが、生産性が高ければ変動費を減らしたいですよね。
なので「教育」が一番大事なのかな?って思います。
派遣業もどんどんと細分化(専門化)して行くんでしょうか。「専門職」なら給与も差別化できますもんね。
そんな訳でやはり個人個人の上昇志向が大事なのかと・・
なかなか難しい問題ですよね。

今回の単価上昇は企業側の人材不足が顕著なので、売り手市場になっている現れです。

少子化、労働人口減少の中で企業は成長しなければならないので、おそらく人材ビジネスは成長するのではないでしょうか。

現状を考えると、不景気になる前の今のうちに、派遣社員の人は正社員になっていたほうが良いと思います。今は社員の権利主張が強いので正社員になってもいろいろと融通利きますし、転職もある程度できます。

企業側はいかにして社員教育に力を入れられるかではないでしょうか。アウトソースをするにしても、不景気時に派遣会社を活用するにしても、なんにしても限られた人員で生産性を高めるのに社員教育は必要だと思います。
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