客目線の投資

[onさんさん]

個人的な趣味でもありますが、自動車とかカメラとかファッションとか・・・、そういう企業を見るときには、ファンダメやテクニカルよりも客目線の私感が優先されることが多いのです。
クルマは今はヨーロッパ車ばかりを乗り継いでいるけど、国産ならトヨタ以外の株には手を出さない。むかし某国産自動車でいやな思いもしたし（ユーザーとしての話です）、百貨店とかホームセンターとかスーパーとかは確実に店や商品を見て投資判断してしまう。
今日は、どうしても言いたくて・・・。
たしかに、経営上は大切な戦略の手法だけど、小売業で粗利率の確保のために取扱商品の品目数を絞り込むのはどうしても納得できない。
短期的に見たときには、品目数を絞って在庫効率を上げるってのは効果があるようです。でもそれは店の、企業の都合。客の目線で見たときに、欲しいものが見つからない、というよりは扱ってない、というのがどうしても・・・。
丸井、アークランドサカモト、７＆Ｉ・・・、これらに共通する店の特徴はまさにこれが如実に表れている。
・・・いえいえ、悪口ではありません。
あくまでも、この企業には同業他社にはない「効率」が追求され、ある程度は達成されています。
ただ、いい薬は苦いとか、副作用が心配とか・・・。副作用の出ないうちに、投薬はやめたほうがいいかなー。