体罰調査 都教委が学校名公表
東京都教育委員会は都内の130の公立学校で昨年度、児童や生徒に体罰が行われていたとして
23日、学校名を公表しました。
体罰の一斉調査で学校名がすべて公表されるのは異例で、都の教育委員会は何が体罰にあたるのか
現場の教員や指導者に共有してもらうためだと説明しています。
この調査は東京都教育委員会が昨年度、行われた体罰について公立の小中学校と高校の合わせて
2184校で行いました。
その結果、130校で教員や部活の指導者合わせて162人が児童や生徒に体罰を行っていたことが
分かり、すべての学校名に加えて悪質だった43校については体罰の内容も公表しました。
このうち、西東京市の都立保谷高校では、野球部の顧問が試合に負けた部員36人に昼食を
食べさせずに学校の周りを50周、距離にして40キロ走らせたり練習試合の後、部員を蹴ったり
していたということです。
また、国分寺市の国分寺高校では、サッカー部の指導者が部員を上半身裸にして長時間説教をしたり
「死ね」「殺すぞ」などと暴言を吐いたりしていたということです。
動機について体罰を行った教員への聞き取りでは「感情的になってしまった」という回答が最も
多かった一方、体罰だと思わなかったという回答も2割近くあったということです。
学校の体罰を巡っては、大阪市立桜宮高校でバスケットボール部の生徒が自殺したあと、全国で
実態調査が行われていますが、学校名がすべて公表されるのは異例で、東京都教育委員会は
「体罰を根絶するためにはどのようなことが体罰に当たるのか現場の教員や指導者に共有し認識
してもらう必要がある」と説明しています。
東京都教育委員会は学校名などをホームページでも公表し、ことし7月にはすべての公立学校で
再発防止に向けた研修を行うということです。
学校名を公表された都立保谷高校は「体罰を行った教員はすでに転勤したが、今年4月から生徒の
相談を受け付ける窓口を校内に設けるなど再発防止に努めている」としています。
05月23日 17時16分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/1004772361.html
> また、国分寺市の国分寺高校では、サッカー部の指導者が部員を上半身裸にして ・・・
その 指導者はぁ~ 自分の 下半身を 裸にしぃ~~ 感情的に なってしまったぁ~