モウ山 ウシ象さんのブログ
負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望120
先週は、日経平均が15000を超えた。為替は、1ドル、103円まで、円安が進む日経平均は、高値で維持されていたが、ジャスダックや2部銘柄は、利食いで、水曜、木曜で、かなり売り込まれた。ウシ象の持ち株も、かなり売り込まれたが、意味不明な下落であったので、少し買い増しさせてもらった。おそらく、足長おじさんが、恵まれないウシ象のために、割安株を、安値で売ってくれたのであろう。
日本の国債の値段が、下落しているようで、銀行株は、調整するかもしれないと考えているが、割安銀行株を保有しているウシ象としては、割安であるので、しばらく売るつもりはない。不動産株も、かなりの値動きであったが、銀行ローン金利が、高くなるらしいので、業績不安でも、そのうち喧しくなるのかもしれない。
今週は、日銀の政策決定会合（5月21日、22日）と、ＦＯＭＣ議事要旨（22日）があり、このあたりで動きそうである。しかしながら、議事要旨にしろ、日銀にしろ、ほとんど、その内容は、予想されていることで、あまり、動きはないかもしれない。
豪ドルは、あっという間に、0.9730あたりまで、下落した。今週の豪準備銀行議事要旨（5月21日）が発表されるので、値動きが大きいだけに、豪ドルの動きから目が離せない状況であるが、残念ながら、ウシ象は、まったく、為替で遊んでいないので、単に、様子見しているだけである。豪ドルを買いたいと思っているが、まだ、早いのではないかと思える。株を、利食いする必要もなく、そうであるならば、豪ドルをいじる必要もない。
ユーロが下落し始めているが、イタリアの国債も、値が上がっており、あの、ギリシャ国債ですら、値が上がっている。ＥＣＢが、欧州の景気を、支えるために、金利を下げる準備をしていることなども影響しているのかもしれない。現在は、1.2800あたりである。アメリカの、量的緩和政策との兼ね合いもあるのかもしれない。
＜為替相場＞
ドル円 102.20～104.20
ユーロ円 129.20～134.20
ユーロドル 1.2720～1.3000
ドルの買戻しが、進んでいるという表現が、ぴったりくるのかもしれない。今週は、日銀の政策会合とＦＯＭＣ議事要旨である。豪ドルとユーロとが下落トレンドである。
逆張りが有効なのか、トレンドに乗るのが重要なのか、それが、問題である。
実体経済は、良くも悪くもなく、市場予想という妄想的経済予測により、それより、悪かった。あるいは、良かった。ということで動いている状況である。
＜株式相場＞
日経平均 14950～15800
一応、決算は出そろい、来期の予想が出ているが、実際は、どうなるかわからない状況である。しかしながら、割安銘柄は、下落局面では買いである。おそらく、先週の下落は、不動産株の、来期の予想が悪く、信用取引組が、追証の恐怖に耐えかねて、急いで、利食いにでも、走ったのではないかと推測しているところである。
そろそろ、証券会社のアナリスト（アナリスト見てきたようなうそを言い）が、割高で売られるとのことである。オオカミ少年のようなものなので、そろそろ、食べられるかもしれない。
そろそろ、調整局面入りの可能性もあるので、慎重に、謙虚に、相場に臨む必要があると考えているところである。
ウシ象は、株式市場のクリミアの天使を目指しているので、割高銘柄を少し放出しようかと考えているが、あいにく、割高銘柄がない状態である。
