arama-さんのブログ
裁判員がストレス障害 「脳裏に殺害現場写真」
強盗殺人罪などに問われた男に死刑判決を言い渡した3月の福島地裁郡山支部の裁判員裁判で、裁判員を務めた福島県の60代女性が、公判後にストレス障害と診断されたことが17日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、女性は「審理で見た血みどろの殺害現場のカラー写真がフラッシュバックする」と話し、国への法的措置などを検討している。
最高裁によると、09年に裁判員制度が始まって以来、裁判が原因で裁判員経験者が精神疾患を発症し、規定に基づき公務災害と認定された事例はない。精神疾患の事例が出たことで、サポート体制の充実などが求められそうだ。