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日銀
意外なほどの上昇にかなりビビった。
世界がリスクオフムードの中で日経だけ独歩高。
完全な官製相場。
日本は既に2%程度の復興成長を果たしている。
今の実態は去年の景気回復の余韻が冷めていないような状態で、依然として欧州経済の勢いは弱いし、
ドイツの輸出は景気後退でピークアウトすると思われる。
ユーロ圏(ドイツ)は日銀に対して明白な不快感を示している。
そもそも日本は、国内要因だけでどれだけ変われるのだろうか?
日銀の資産購入は株価を10%くらい押し上げる効果があるが、市場介入でトレンドが大きく変わる公算は低い。
ETFの市場規模から考えても日銀のリスク資産買い取りはこれが限界。
マネタリーベースの増加だけならアメリカも欧州もそれなりにやっている。
完全に手詰まりだ。
テクニカルでは酒田五法にみられるツタイの打ち返しと構図がよく似ている。
明日は上髭をつけて調整してほしい。
(過去に日銀がゼロ金利政策を発動した1998年当時も日経が大幅に上昇した。しかし、その後の動きを見ればどうなるか分かるだろう。緩和政策はそんなに長続きしない。)
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