上昇が目立ったのはファーストリテイリング、東電、ケネディクス。
鉄鋼や商事、建機関連、昨日反発を見せたメガバンクや一部不動産関連は冴えない動きだった。
豪州2月貿易収支発表後に幾らか為替が円安に動き、自動車関連株には買いが入った。
しかし、円安はそこまで加速せず頭打ちの状態に。
それでも日経平均が大きく上昇したのは日経寄与度の高いファーストリテイリングやソフトバンクの影響が大きい。
このままファーストリテイリングの株価が上昇すればするほど日経平均に対しての寄与度は高くなる。
本日は衣類小売り関連銘柄が軒並み急騰。
しまむら、ジーンズメイト、ABCマート、コナカ、はるやま・・・そしてスタートトゥデイ
印象的だったのはスタートトゥデイが月次発表を取り止めると発表したこと。
そりゃあ、株主側にしてみれば月次発表だけで馬鹿みたいに株価が乱高下するのは望ましくないだろう。
小売りの月次発表は天候も関係してくる為、やはりある程度長いスパンで売上げを見てみなければ分からない部分が多い。
月次が良ければ馬鹿みたいに株価が吊り上がるファーストリテイリングに振り回される日経平均。
この際、ファーストリテイリングも月次発表を中止してみてはいかがだろうか。