円安株高が進む「安倍相場」の影響で、時価総額1兆円以上の企業が急増しているようです。
東証1部上場の1兆円企業は今月1日現在、昨年11月中旬と比べて53%増の72社まで拡大したそうです。
パナソニックやソニー、スズキなど輸出関連企業の“復帰”が目立つほか、ユニ・チャームや富士重工業などの好業績企業が加わったそうです。
ただ、リーマン・ショック前の平成20年3月の85社には及ばないそうです。
海外企業との競争環境が厳しさを増す電機や、原発事故の影響を受けた電力の後退が目立っているようです。
野田前首相が衆院解散を表明した昨年11月14日に1兆円以上の企業は47社だったのが、今月1日時点で新たに25社が加わり、うち6割近くが製造業だそうです。
11月14日のパナソニックの終値は388円だったのが、今月1日には666円まで上昇し、ソニーも約6割値上がりしたそうです。
相場の活況が業績改善につながるとの思惑から、大和証券グループ本社も1兆円超を回復したそうです。
富士重工業は日米での自動車販売が好調、ユニ・チャームは中国で紙おむつ事業を拡大しており、1兆円の仲間入りを果たしたそうです。
東証1部上場企業の時価総額の合計はこの3カ月半で約36%増え、今月1日時点で340兆2519億円となったそうです。
このまま順調に株価が上がり、さらに時価総額1兆円以上の企業が増えるといいですね。
6752:666円、 6758:1,390円、 7269:2,218円、
8113:5,470円、 7270:1,393円、 8601:590円