アメリカの上昇を受けて寄り付きこそ堅調だったものの、為替が円安に動かないとやはり弱い。
どこまで為替に追随するのか、しっかり見極めていきたい局面。
日経平均は昨日の時点で五日線を割っていたが、なかなか割ることのなかった２５日線が迫ってきた。
チャートの傾斜も気持ち平行に近づいてきている。
短期調整の節目になるのかどうか、しっかり見極めていきたい。
個別銘柄ではバイオ関連やゲーム関連の新興銘柄の上昇が目立つ。
ナノキャリア＜４５７１＞や先日までストップ安が続いていたカイオム＜４５８３＞など。
日経平均が冴えない動きを続けるようなら、暫くそういった傾向が続くかも知れない。
また、TPP関連銘柄も火が付く前に既に大きく上昇していたものが多く大半は本日反落している。
政策に売り無しと言うが、皆の予想通りには動かないのがマーケット。
下がりそうな局面だからこそ買うという手法も当然アリだが、撤退のサインを確り決めておきたい所。
