金【フィボナッチで見ると】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

21日の東京金日中取引は、20日のNY金相場がFOMC議事禄要旨を前に、米金融緩和の早期解除に対する思惑を背景に手仕舞い売りが先行して急落した事に加えて、その後、公表されたFOMC議事禄要旨で量的緩和早期縮小の可能性が示唆された事が嫌気され、前日比88円安の4,748円で始まった。その後も、NY金時間外取引がマイナス圏で軟調に推移している事と、為替市場でドル高・ユーロ安に下げ幅を広げている事などから、売り優勢の展開が継続した。

東京金はフィボナッチで見ると、昨年12月21日安値4,433円から、今年2月7日高値5,081円の上昇幅648円に対する半値押しレベルの4,757円を本日に割り込んで来ている事を考えると、最初の買い場は61.8％レベルの4,680円近辺と思われるが、全値押しとなる可能性がある為、慎重に！

本日の東京金夜間取引は、今週のメインイベントを通過し、後は週末のイタリア総選挙となる為、ドル/ユーロ相場に注目となる中、（17：30）独2月PMI製造業・サービル業（18：00）ユーロ圏2月PMI製造業・サービス業、（22：30）米1月消費者物価指数、米新規失業保険申請件数、（24：00）米2月フィラデルフィア連銀景況指数、米1月中古住宅販売件数、米1月景気先行指数などの結果により左右されそうだ。


夜間取引レンジ　4,655円～4,755円　


池末

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