arama-さんのブログ
無花粉スギ普及へ東京で植樹 つらい春先、緩和に期待
富山県が開発した無花粉スギ「立山 森の輝き」=21日午前、東京・日比谷公園
富山県が開発した無花粉スギが注目を集めている。20年余りの研究を経て、県は昨年から林業用に生産を開始し、苗5千本を出荷。21日には県外で初めて東京の日比谷公園に記念植樹した。2017年3月までに計8万本の苗を出荷する計画で、普及が進めば、国民病ともいわれる花粉症に悩む人の春先のつらさを和らげることも期待できそうだ。
無花粉スギは1992年、富山市の神社で自生しているのを県森林研究所職員が偶然見つけた。採取した種子から研究所が育てた無花粉スギの1本を、国内で初めて「はるよこい」として07年に品種登録。名前には「花粉が飛ばない爽やかな春を」との願いを込めた。