金【下げ幅は限定的か？】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

19日の東京金日中取引は、18日のNY市場が大統領記念日で休場の中、円相場の引き締まりを受け、手仕舞い売りが先行し前日比22円安の4,876円で始まった。その後は、NY金時間外取引が、1,610ドル台とプラス圏で推移している事と円高が一服した事から、一時は4,890円台まで買われる場面もあったが、結局は始り値の4,876円を挟んでの展開となった。この日は麻生財務相の発言（日銀が外債を購入する気は無い）で、円相場が一時93.50銭台まで急速に円高が進行する場面があるなど、要人発言（G20で通貨安競争の回避が確認された事を受けて、円安に繋がる様な要人発言は出にくい状況）による為替相場に左右される展開となった。また、この日に公表された日銀の金融政策決定会合の議事録要旨では、2％の物価目標の導入を巡って数名の政策委員と激しい議論があった事が分かった。

本日の東京金夜間取引は、20日（日本時間21日午前4時）の米連邦公開市場委員会（FOMC）議事録要旨を控えてこう着状態となる見通しである。議事録の内容次第では、NY金相場は1,500ドル台半ばを試す事も考えられる。ただ、旧正月明けの中国の買いが徐々に増えている事もあって、下げ幅は限定的か？


夜間取引レンジ　4,809円～4,893円　

池末

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