詐欺容疑で逮捕の中間市職員から覚醒剤の陽性反応

[arama-さん]

　福岡県中間市の生活保護費不正受給事件で、詐欺容疑で逮捕された中間市職員の男から覚醒剤の陽性反応が出たことが捜査関係者への取材でわかりました。

　この事件は中間市職員の田中道容疑者（４０）ら５人が２００９年、受給要件を満たしていない男女に虚偽の申請をさせて生活保護費あわせて１０３万円をだまし取ったとして詐欺の疑いで逮捕されたものです。田中容疑者は、逮捕されるまで５日間にわたって逃走していましたが、今月３日、佐賀県鳥栖市内のホテルで逮捕されました。

　警察が逮捕後、田中容疑者の尿を調べたところ、覚醒剤を使用したことを示す陽性反応が出たことが捜査関係者への取材でわかりました。警察は、田中容疑者が覚醒剤の使用を隠すため逃走した疑いもあるとみて調べています