arama-さんのブログ
公文書調査、誤廃棄など181件 国税庁最多で7割超
政府は15日、国の行政機関が保有する公文書の管理状況に関する調査結果を初めて公表した。紛失や誤廃棄など不適切な管理は181件に上り、このうち国税庁が7割を超える131件を占めた。納税者の個人情報を含む文書の紛失が多数あったほか、職員が行政文書を自宅に持ち帰って紛失しているケースもあった。有識者でつくる政府の「公文書管理委員会」(委員長・御厨貴東大名誉教授)が15日に開いた会合で報告された。
2011年度末時点で約1467万点ある公文書のうち約4割に当たる約592万点が、国立公文書館への移管や廃棄など保存期間満了後の具体的な処置方法が決まっていない現状も判明。