はるるっぴさんのブログ
金融緩和とボトックス注射
素人のひとりごと日記です。
先日、足にマメができて痛かったので(>_<)
皮膚科に行った。
治療してもらった後、やれやれ~と思って待合室で会計を待っていたとき
「ボトックス注射受付中」の張り紙が目に留まった。
ボトックス注射は表情筋に効果!
筋肉の収縮をマヒさせシワを目立たなくするなどと書いてあった。
眉間
額
目筋
などのコースがあって
お値段は、2~3万円するようだった。
安いのか、高いのかわからない・・・
現在、日米欧を中心に実施されている金融緩和政策とボトックス注射は
少しイメージが重なる。(金融緩和政策には、劇薬のイメージもある。)
ボトックスとは、ボトリヌス菌から抽出されるたんぱく質の一種で
もともと顔面神経痛などに使われていた毒素菌。
シワをとる効果があるとのことで美容整形に使われている。
副作用として、筋肉が動かないので、思うように表情が顔に出ないなどあるらしい。
(正しくは、専門家へ)
ボトックスはもともと毒なので注射しすぎると強い副作用が出る。
世界の金融市場は、強力な金融緩和によって
ボトックス注射を打ち続けているようなイメージ。
なかなかやめられない。
インフレなどの副作用が表面化している。
足元、ガソリン価格の上昇などが懸念されている。
賃金が上昇しない中でインフレになると一般の生活者の暮らしは楽にならない。
行き過ぎた金融緩和は、マネタリー・インフレによって
通貨の価値を薄める心配がある。(通貨安)
インフレ税とも言われる税金を負担する懸念もある。
株価についても、良いインフレだとプラスになるが
悪いインフレだと必ずしもそのようにならない。
インフレ率がある一定水準よりも上昇したり
スタグフレーションの懸念が出ると
株価にもマイナスになる。
(今日明日起きることを書いていません。)
(現在の日本株は、やはり為替の影響を受けていると思う。)
それぞれの国によって、適度なインフレの水準は違うのでしょう。
インフレになるとデフレ脱却といった言葉も懐かしくなるかもしれない。
「デフレ脱却と言っていた頃がなつかしいなぁ~」
米国も欧州も金融緩和政策は、無制限金融緩和の新たな局面に入っており
ボトックス注射を打ち続けている。
市場専門家の中には、米国は出口戦略に向かい
欧州はユーロ危機への不安が後退しているなどのコメントを見ることもあるが
そのようにならないだろう。
日本の状況だけではなく、米国、欧州の動向も注意して見ておきたい。
今後とも日米欧の国債の金利動向には注意が必要に思う。
財政の崖問題についても、根本的な問題は先送りになっている。
足元、株価は上昇しているが、世界の金融市場の大いなる不安定は続いている。
・・・
人間は、今を一所懸命生きているので
今がどういう状況かわからない。
長期投資家は、目先の株価の乱高下に一喜一憂することなく
冷静に世の中の動向を把握し
資産防衛のためコツコツ努力したいもの。
小口の純金積立などもコツコツ積立するので
一つの選択肢になるのでしょう。
(金も難しいので、相当の勉強が必要になる。)
(純金積立をすることで、世界経済に関心を持つことができるので良いと思う。)
ドル建て金価格の動向は、今後とも参考にしたい。
米ドルの信認の裏返しになる。
(金価格も金先物価格の影響を受けるので本来の価格と乖離することはよくある。)
日本株では、ファーストリテイリング(9983)の信用倍率なども参考になる。
株式市場は
中長期はファンダメンタルズ
(一般的にはこちらの方が良い。)
短期的な動きは需給の影響を受ける。
(プロの世界。われこそはプロと自信のある方などは強い)
(ここで振り回されないことも必要)
長期投資家にとっては、ファンダメンタルズを見極めることが必要。
経済指標を上手に読むことも大切に思う。