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グリーン長野農協で2000万着服 

 グリーン長野農協(本所・長野市篠ノ井布施高田)の元職員の男性(59)が在職当時、長野市内の正組合員の定期貯金3千万円から2千万円を着服していたことが6日、分かった。複製した貯金証書を使って不正に引き出していたとみられ、同農協は長野南署に刑事告訴することも検討している。

 同農協によると、元職員は稲里支所(現・更北支所)の考査役だった1996年4月~97年6月、この組合員が設けた3千万円の定期貯金から、計2千万円を5回にわたって不正に引き出した疑いがあるという。

 この組合員が昨年12月、所有していた貯金証書を同農協に持参して取り崩しを依頼。その後の調査で不審な手続きがあったことが分かり、貯金を管理する立場にあった元職員に事情を聴いたところ、着服の事実を認めたという。

 元職員は数年前に退職し、長野市内に住んでいる。着服した金については「住宅資金などに充てた」と説明、弁済の意向を示しているという。同農協は、この組合員の被害額は全額回復したとしている。

 同農協では、2009年8月、本所金融部で管理職だった50代男性=懲戒解雇=が取引先に5千万円を不正送金した事件が発覚。元職員はこの管理職と同一人物。県農政部は同年12月、県内農協では初めての業務改善命令を同農協に出し、内部管理体制の強化を求めていた。

 同農協は「組合員や利用者に申し訳なく、徹底して原因や背景を究明し、再発防止策を検討していきたい」と説明。他の利用者の貯金についても、過去にさかのぼって調査するとしている。
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