ユリウスさんのブログ
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全豪テニス -日本勢6人全員が1回戦突破-
昨日からは始まった全豪オープンテニスで、何と日本勢6名全員が1回戦突破と言う快挙を成し遂げた。60年以上テニスをやっている翔年は嬉しくてならない。(ライブと録画で6人全員の戦いぶりをTV観戦しました)
世界ランク18位、第16シード錦織圭 ○ VS 63位ハネスク(ルーマニア) 6-7、6-3、6-1,6-3
→ スロースターターの錦織は第一セットを取られたが、2,3セットは危なげなく勝ち上がった。
左ひざに問題がなければ、2回戦も勝利するだろう。そしてベスト8以上を目指して欲しい。
世界ランク84位伊藤竜馬 ○ VS 62位ミルマン(オーストラリア) 6-4,6-4,3-6,0-6,7-5
→ 伊藤は1,2セットをものにして楽勝かと思われたが、第3セット途中で足に痙攣を起こした。第4セットではもうこの試合は放棄した方が良いと思えるほどの状態だった。しかし、伊藤はだらだらと4セットを負け続けている間に、筋肉の回復にかけていたらしい。(医師に塗り薬の処置はしてもらっていた)
最終セット、奇跡的に足の筋肉が回復したらしく、4時間以上の死闘をものにした。足の筋肉が試合中に回復する例を見たのは初めての経験でした。伊藤の根性と冷静に試合の流れを読んだ伊藤に拍手を送りたい。
女子世界ランク92位土居美咲 ○ VS 62位マルティッチ(クロアチア) 6-3,6-4
→ 2回戦では強豪シャラポアと対戦するが、彼女にとっては将来の糧になるだろう。
Photo by AFP BB News
女子世界ランク100位クルム伊達 ○ VS 12シード、ペトロワ(ロシア) 6-2,6-0
→ 伊達独特のライジング打ちと早い展開に12シード強豪ペトロワはなすすべがなかった。ペトロワは男並みの肩幅を持つ仁王さんのような体格、対する伊達は大和なでしこ、弁慶と牛若丸のような対戦は、ほとんどの人の予想を裏切って伊達の圧勝でした。
TVでじっくり観戦したのですが、なぜペトロワがあれほどミスを連発し、脆く敗れたのかもう一つ理解できませんでした。
今、試合の情景を振り返ってみますと、伊達の
1 早いテンポのライジング打ち(相手に構える暇を与えない)
2 早い左右への展開(先手をとる)
3 深いボールの配球(ベースラインの後方で打たせる)
ことで相手の強打を封じて、主導権を握っていました。それに加えて、彼女の素晴らしい相手の配球を予測する能力があったから出来たことだったのだと思います。
この勝利は全豪女子の最年長勝利記録だといいます。
2回戦でもう一度、彼女のテニスと見たいと思いました。
世界ランク73位添田豪 ○ VS 349位サビル(オーストラリア) 6-7,6-3,6-2,6-3
→ 地元推薦の若手。技術も経験も添田が一枚も二枚も上でした。ファーストセットを奪われたが、動じることなく、危なげない冷静な試合運びをした。
女子世界ランク72位森田あゆみ ○ VS 54位タチシビリ(グルジア) 6-3,6-3
→ ランキングでは下位の森田だけど、左右とも両手打ちのショットの威力は森田が勝った。競り合った時に、自分のペースで戦うことができるかが今後の課題と見ました。
しばらくTVから目が離せません。(笑)
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