minnsann123さんのブログ
1/8 調整局面か。ダウ・NK下げ。
円高に戻りそうな為替市場を受けて、NKが続落しダウも下げている。
急騰が原因ということだが、だとするとダウ・NKの12月の足踏み時の水準まで下げる可能性が出ている。
一方では、年初の上げで空けた窓を埋める形になることも考えられるので、結局、円安に向かわない限り、当面は10300円台まで下げるような気がする。(10000円突破もダウの上げが契機となっていた・・・)
別の観点からすると、材料出尽くし感が利確売りを誘っているとも言えそう。
というわけで、1/9午前2時現在の円は、ドル87.27円、ユーロ114.08円と、ドル高円安ユーロ安となっているが、ドルの87円切りやユーロの反騰が想定できそうだ。
picsはほぼ下げ。アステラス製薬の遅い動きが目に付くだけ。
その他
補正予算の10兆円を超える案が提出された。事前の期待通り大幅に超えているので、その効果が期待できそうだが、日銀に円発行を迫っていたがその確約はされていない。これが、出尽くし感を強くしているのだが、専門家はどう見るのだろうか。へたすると、赤字国債を先送りしているだけに外国からは見られそうで、海外からの資金流入は及び腰になりそう。(アメリカに投資した方が確実と見られて・・・)
明日の憶測 下げを想定する。様子見と利確売りのせめぎ合い。円レートが改善されない限り新規買い銘柄は少ないのでは。
追記 年始の諸会合で大手の社長が、ドルが100円にならないと回復は困難と言ったことを受けて、某新聞では経済界は円安の更なる進行を期待しているとの見出しを付けた。
ドルが100円とはさすが社長、風呂敷を広げたのだが、それをそのまま記事にするのは新聞社としての見識を疑う。逆効果になる懸念があるからだ。
日銀が今年の景気回復策に慎重なのは、そういう要素も考慮しているからと憶測するが、さて、今後どうなるのだろうか。
個人的には、ドル90円、ユーロ118円以上なら十分に円安と思えるのだが。
安部ノミクスだが、当初は2~3%と言ったが、現在は2%と言っている。この違いは大きい。3%を急に達成したら、インフレが進行していくのが日銀との会談で分かったのではないか。また、2%なら、円安・株高の効果で達成は可能と見ている人が多いのでは。その意味で大型補正予算は、想定範囲の規模と見られ、株価も円も取りあえずの水準に落ち着く可能性が高い・・・。
後は、日銀に頑張ってもらいこの水準が維持されるように、資金を市場にどんどん提供して欲しいものだ。
もう一つ、仕分けでひどいことになっている研究開発関係について、政府は支援策を検討し始めたらしい。技術立国日本の復活を狙うことは良いことだ。かつてのヨーロッパで実証済みだから。(少子化で人口が減る中で食糧自給問題にこだわりすぎるのは良くない)