ハリス2号さんのブログ
2012年末に寄せて
1相場
21世紀になっても、人の心理が読めないのは、
悲劇でもあり娯楽でもあるのが、この世の中である。
相場に関して言えば、その傾向が顕著なのが為替である。
相場に神様がいると思っているのは、日本人だけではないか
と思う。
FXに付いて言えば、そもそも両手両足の数ぐらいしか
無い”銘柄”で世界中のTOP PROもAMTEUREもやっているわけで
ここで重要なことは、自分よりも高値で買ってくれる
ひとが多ければ儲かるのが株であったが、今度は
自分よりも遅く利食いするつもりのひとがいたら
儲かるのがFXであると、思うが、物事はどうもそう単純
では無いようである。
只、株は順張り、FXは逆張りではないかと
試しに数年やってきて思った結論である。
(来年相場は、円安だろう。もし、心配される
大地震があったなら、一瞬の円高があっても
TRENDは円安になるだろうと思うのである。)
(最近みたTVで、ある地震学者が言っていた
言葉が気になった。
”百年に一度であれば、準備すれば財産は守れますが、
千年に一度では、財産は守れません。
絶対に守るべきは、命と原発です。”)
2日本身分社会について
民主党が蹉跌の目にあってしまったが、
そもそも、J自民党とM民主党の違いは何かと我々は、じっくり
と考えてみればここに至った成り行きがわかる。
政党の成り立ちは、1政策と2支持母体と3議員の能力
4議員の熱意が要素ではないかと思うのである。
JとMでは、1と3、またスローガンを叫ぶだけの弱い4
でもそれほどの違いはないと私は睨んでいる。
この政治というものを、世界の中で見てみると。
米国は、貧富の対立であり、大抵は民族の対立、
また、宗教というものもあるだろうが、
イラクでは宗派間の対立を政党で調整している。
パレスティナでは、国家としてまとまら無い位である。
これだけの文章で、この国の、島国、ほぼ単一民族、
ほぼ単一宗教、大会社もサラリーマン経営者
なのだから何を日本の対立軸にもってくるのかと迷ってしまう。
(だから、タレント議員でもそれなりに勤まり、
タレントコメンテーターでも破綻なくものがいえて
しまったりする。政党GROUPを寝返って襲われたり暗殺される
など聞いたことがない。)
2は調べればわかるが、現実はともに正官民のTRIANGLE
の構成要素の支持母体たることが導かれる。
ちなみに、官には官僚(上級公務員)と普通の公務員がいるが
公務員でも国家と地方に分かれ、さらに、特殊法人などに
いる下っ端は準公務員というのだそうだ。
つまり、JもMもよく似た協力や支持関係の中で、これまで
政治に関わってきたのであると思う。
(あまりに長く続いて来たので、分析がしやすいのでもあるが
これを55年体制と呼ばれている、)
今になって、思うにこの体制内だけでの政権の
振り子現象が、小選挙区になってから加わったとさえ思える)
ここで、民主党の蹉跌の話だが、その始まりは、
例の”仕分け”PERFORMANCEであるのではないか。
お気づきかもしれないが、あの時、確かに
勇ましい、言葉が、天下りの元官僚に投げられていたが、
決して出てこなかった言葉があった。
それが”民営化”であり、ヤジの中にも出なかった
のではないかと、あまり見ていなかった自分でも
思ったわけで、笑えてしまったのである。
(ENGLAND首相のサッチャーは、暗殺の恐れもある中で
ゆりかごから墓場までの政策から、民営化を断行していった
と言われている。)
つまり、あの仕分け運動は、特殊法人などのTOP人事
をそこの生え抜きの準公務員に譲れというだけの、主権たる
国民の目から見れば、所詮は55年体制の内部人事の話に過ぎなか
ったと言うことである。
ところが、、そんな財政には全く貢献しないし、未来の己の
POST消失にも繋がる話は、現役官僚の逆鱗に触れてしまった
訳である。
それからあとの成り行きは、新聞報道の通りであり、おまけに
大震災あとも政府が全く動かないという話があったし、
結局 の官僚丸なげ予算はどんどん増大していった次第である。
更には、官僚には煙たい小沢民主党幹事長の検察官僚からのの
汚職疑惑追求である。
素人の自分もそれらの現象の解決法は、難しい
と思うが、只一点、身分保証を公務員から外さ無い限りは
役人厚遇のためのジャジャ漏れ財政もその特権の源泉の
規制の問題も解消しないだろうとは思う。
もしなくなれば、若いうちからセミの幼虫よろしく
面白くもない形式行事的勤務を定年まで
営み、特に特技も無い単なる老人集団のために
天下り先を真っ先の使命としてたちばたらくINSEBNTIVEは
消失するのであるから。