TAROSSAさんのブログ
産総研とシャープ・パナなど19機関が次世代太陽電池を共同開発
産業技術総合研究所とシャープ、パナソニック、福島大学など19機関は11日、次世代の太陽電池を開発するコンソーシアムを発足させるそうです。
産総研が福島県郡山市に建設予定の福島再生可能エネルギー研究開発拠点に、2014年春までに先端試作ラインを導入し、5年以内に試作品を完成させるそうです。
国内でつくり、現在の製造コストの半分程度に当たる1ワット当たり50円以下の実現を目指すそうです。
発足する「次世代結晶シリコンPVコンソーシアム」はシャープやパナソニックのほか、旭硝子や大日本スクリーン製造など部材・装置メーカーも加わり、研究者は100人程度になる見込みだそうです。
産総研の福島拠点の実験棟に約20億円を投じ、一貫量産ラインに準じる年産10万枚の次世代太陽電池の先端試作ラインをつくるそうです。
単結晶シリコンの切り方から、複数の太陽電池をつなぎ1枚のパネルとしてモジュール化するまでの技術を新たに開発し、5年以内に厚さが現在の約半分となる100マイクロ(マイクロは100万分の1)メートル以下の高効率の単結晶シリコン太陽電池などを試作するそうです。
コンソーシアムで開発した技術は企業に移転し、企業の競争力を高め、国際的な低価格競争で劣勢に立たされている日本メーカーの起死回生をはかるとのことです。
5年といわず、もっと早く実用化できるといいですね。
6753:204円、6752:417円、5201:637円、7735:461円