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日本の政治は末期症状か

さて、いつもはいろんな株価指標をみてあれこれ推測しているのだが、今日は日本の政治に投資家として一言うらみをいっておくことにしよう。最近の日本の政治は、リーダーシップ不在の極致というべきで、もはや末期症状としか思えない。この金融不安のまっただなかで日銀総裁はきめられない、ガソリン税をめぐるごたごたも、子供のけんかのような次元で終始している。日本の将来をどうするかというまっとうな議論がまったくみえてこない。小泉内閣には、よくもわるくも明確な方向性があった。少なくとも為政者に理念があり、リーダーシップがあった。もちろんそれがすべて正しかったというわけではないだろう。今度は改革はおやすみして、格差是正をテーマにする、というのであれば、賛否はともかく、議論としては分からないではない。だが福田政権にはいったいどんなビジョンがあるのか、ここまできてもさっぱりわからない。速度を落として着実に安全運転しているつもりかもしれないが、どこに向かって動いているのかわからないでは、もしかするとめかくしして崖にむかってすすんでいるのかもしれず、安心感はちっともでてこない。道路をつくるのか、つくらないのか、外国人投資家を歓迎するのかしないのか、ただただ数をあわせて大連立してもなにをしたいのかわからなければ、すぐに雲散霧消しかねない。変化を嫌い、現状維持ということが意味のあるときもあるだろうが、世界の金融市場がここまで荒れているのに、他人事のように傍観しているしかないような政治家では、とても安心して一国の経営をゆだねられるはずがない。福田政権はサミットまでもたないだろうが、次の人には少なくとも明快な方針を求めたいものだ。このままでは、日本は競争力のない三流国にしずんでいくばかりだろう。
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