住友電気工業グループの東海ゴム工業は、音を発生させる振動板にゴムだけを使った薄型スピーカーの開発に世界で初めて成功したそうです。
独自開発した伸縮自在で電気を通すゴム「スマートラバー」を活用することで、従来の薄型、小型スピーカーの弱点だった低音域でもクリアな音を再現できるのが特徴だそうです。
同社が開発したゴムは、特殊な加工で電気が流れると伸びる性質を持つそうです。
通常のスピーカーは磁石とコイルを使って振動板を動かし音を出す仕組みですが、同社は伸び縮みするゴムそのものを振動板に使い、音を出す仕組みを作ったそうです。
通常のスピーカーに比べ、部品点数が少なくてすむため、手のひらサイズで厚さ７ミリと小型軽量化が可能だそうです。
ゴムは伸縮性が高いため、より広い音域をカバーでき、小型スピーカーでは難しい低音の再生にも優れるそうです。
ソファや自動車の座席に埋め込み、耳元で音楽などを楽しむことができるほか、外部からの騒音を打ち消す周波数の音波を出し、騒音を軽減する「ノイズキャンセラー機能」も搭載しており、室内や車内で快適に音楽が楽しめるそうです。
同社はスマートラバーをさまざまな用途に検討しており、圧力センサーを組み合わせることで、体圧を自動的に分散させる世界初の介護用マットレスも開発しているそうです。
いろんな用途で使えそうですね。
おもしろい製品だと思います。
5191：816円、 5802：937円
