坂本彰さんのブログ
私の売買基準
今回は、私の売買基準を少し公開しようと思います。
銘柄名は明かせませんが今後の資産運用のお役に立てるはずです。
最後まで読んでみてください。
最近私は新たに2つの株を買いました。一つは割安株、もう一つは
高配当株です。
何故この時期かというと、割安株のほうは単純にPERが5倍台まで
株価が下がったからです。
PERとは、企業価値の割安度を測るために使われる尺度で、
現在の株価を一株利益で割ったものになります。
一株利益が今期は50円で、株価が1,000円だとするとPERは20倍
という計算になります。
この倍率が低ければ割安、高ければ割高(つまり人気があるとも
言えます)なのですが、私は人気がないほうの株を購入しました。
もちろん業績は伸びていますし、今後もそれは続くだろうと判断
しての購入です。
目論み通りいけば、増配によりインカムゲインも増えるはずです。
続いては高配当株。
この株を購入したのは9月26日、配当権利落ち日を狙って購入
しました。
配当権利落ち日とは、配当を得る権利を得た翌日のことです。
次の配当を得るまでに半年かかるため、配当目的の個人投資家や
機関投資家などが、この日は高配当株をさっさと売るのです。
そのため私は半年後の配当まで待ってもいいなと思う会社を
事前に探し株価が一気に下がるこの日に購入しました。
購入した株価と配当の関係を調べてみると、配当利回りが6.1%も
ありました。
購入した時の株価が10万円だとすると、1年で配当金が6,100円
もらえますよ、という計算です。
この株も業績は拡大傾向ですし、PERも割安株には届かないまでも
7倍台となっていました。
私が保有する株は、不景気時や市況のムードが低迷している時ほど
PERの低い株を狙うようにしています。
その理由ですが、割安な株は、これ以上景気が悪くなっても株価が
下がりにくいからです。
堅実な資産運用をしたいと考えている方は、PERの低い株の中から
投資対象を選んでみてください。
その代わりPERが低いことは人気がないとも言い換えられるため
知名度のない社名だったり、パッとしない業種ばかりです。
それでも私は長年の経験から、割安株タイプのほうが長期投資に
向いていると判断しています。