ＴＯＷが値下がり率１位、不適切な会計処理が判明

[arama-さん]

ＴＯＷが値下がり率１位、不適切な会計処理が判明、東証は監理銘柄（確認中）に指定
　テー・オー・ダブリュー（ＴＯＷ）（監理）が急落。一時１００円ストップ安の４１３円まで売られ、東証１部値下がり率１位となっている。１３日午前９時２０分に、同社で不適切な会計処理が行われたことが判明したと発表、嫌気された。

　同社の滞留売掛金調査の過程で、回収できない売掛金が存在することが判明。売上高の過大計上および売上原価の過少計上が行われており、現時点までの調査に基づく損失見込み額は約１億７０００万円だが、詳細な影響額については、今後の調査を踏まえ、速やかに確定するとしている。これにより、１３年６月期第１四半期（１２年７－９月）報告書を金融商品取引法に定める提出期限（１１月１４日）までに提出することが困難になったとしている。

　東京証券取引所は同日、同社株を監理銘柄（確認中）に指定。指定期間は、同所が上場廃止基準に該当するかどうかを認定した日までとしている。