arama-さんのブログ
城下町の街道に「お通り」
城下町の街道に「お通り」下町の街道に
400年以上前から伝わる庄原市東城町の伝統行事「お通り」が4日、同町中心部であった。総勢約150人が武者や大名などの衣装に身を包み、城下町の風情を残す町並み約2キロを練り歩いた。約1万5千人(実行委員会発表)が見守った。
「下にー、下に」の声とともに約3時間かけて歩を進めた。見ものは、華やかに飾り付けられた矢よけの武具「母衣(ほろ)」。地元小中学生26人が背負い、通りに桃色の花の列が続いた。
鉄砲隊の一斉射撃や、殿と奉行役の掛け合いなどの演出もあり来場者を楽しませた。
お通りは、1601年、地元の五品嶽(ごほんがだけ)城の主になった長尾隼人が、関ケ原の合戦の戦勝記念に始めたとされる。1993年からは保存振興会が運営を担い、ことしで20回目。