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米経済悪化を折込中

昨日27日のNYは120.40ドル(0.97%)安の1万2302.46ドル。オラクルなどの弱い決算数字が市場を弱気にし、金融株も下落。金融不安も完全に払拭されていないようだ。NY連銀の総裁がリセッションの入り口にあると発言したとも伝えられ、アメリカの実体経済の悪化を引きつづき織り込んでいく過程にあると思われる。日足の一目均衡表をみると、転換線、基準線、雲の下限は抜けたけれども、結局2月27日の高値12756にとどかず、雲の上限にも届かず、下降し始めており、MACD、RCIも天井をうった感じがでてきているので、このあたりで目先の戻りは終わったようだ。週足は転換線を抜けたものの、雲や基準線にはとどかず、長い上髭がでて、トランドラインを上に抜けられないまま。月足もどうやら注目していた基準線12440を回復できずに終わりそうだ。もし短期の戻りがこのへんで終わるのであれば、中長期トレンドは転換することができなかったことになる。月足が基準線を割るのは2005年以来で、このままならば長期の下降トレンドは再確認されることになりそうであり、月足のRCIはまだ下げ余地をのこしている。この動きから見る限り、市場はリセッション入りを覚悟、月足のベースでもまだこれから下げる可能性があると思われる。問題の根っこである住宅販売ー特に中心となる中古住宅販売がどうなるかが注目だが、しばらくはむつかしそうだ。

 為替のほうも101円のところで天井を打って円高方向に動いているが、こちらは日足基準線、週足転換線の102にもとどいておらず、NYよりはるかに戻りが弱く、ドル安、円高の基調は堅い。ただ繰り返し指摘しているように、RCIは月足も週足も底値なので、どんどん円高になる勢いがあるかどうかは疑問。月足も長い下ひげになっており、さしあたりは98円が底になるかどうかを試す動きになるかと思われる。

 もし為替が98円あたりでとまるとすれば、日経平均も先日3月17日のの安値11691が底値ということにあるが、どうだろうか。日足では12791を高値にして戻りが終わった感じだが、日足の転換線は越えたるものの、基準線にも雲にもとどいていないので、NYよりさらに弱い。週足は転換線もこえておらず、戻りの動きにもなっていない。ただ早く下げはじめたため、月足では雲に突入している分だけ、下の抵抗感はNYよりもあるよう、月足では雲の下限12179も、下ひげをつけながら、いまのところ守っている。月も週のRCIも底値なので、この雲の下限や安値を次の下げで守れれば、底値固めということになるのではないか。
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