アパレル大手の三陽商会は、ミャンマーで、年内にも衣料品増産に乗り出す方針だそうです。
同社はヤンゴン近郊の現地工場と提携して、8月からダウンコート4種類の生産委託を開始したところ、仕上がった衣料品の品質が予想以上に高く、コストも安いことから、委託する衣料品の種類を追加するそうです。
三陽商会がミャンマーで生産しているのは、婦人服ブランドの「エヴェックス バイ クリツィア」と「トランスワーク」のダウンコートで計4種類だそうです。
毛皮つきのロングコートが販売価格で3万円弱と、中国で同じ製品を生産するより安く仕上げられるそうです。
三陽商会の海外生産比率は現在、約65%で、うち50%が中国、15%がベトナムやタイだそうです。
中国は人件費の高騰が続き、反日デモなどのリスクもあるため、生産比率を徐々に下げ、ミャンマーでの生産を増やすことを検討するそうです。
ミャンマーの製品が安くて高品質なら、中国の比率を下げるのは正解でしょうね。
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