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重文補修で補助金を過大受給 根津神社と金刀比羅宮

 国の重要文化財に指定されている根津神社(東京都文京区)や「こんぴらさん」の愛称で知られる金刀比羅宮(香川県琴平町)が補修工事費用の算定を誤り、国からの補助金計1400万円余りを過大に受け取っていたことが26日、会計検査院の調べで分かった。

 検査院は所管する文部科学省に不当事項として指摘する。

 関係者によると、根津神社では2008~09年度、国からの補助金約2億5千万円を含めた計3億4千万円で本殿や拝殿を塗り直した。その際、拝殿の「たたら束」と呼ばれる部材の塗装費用について、神社側は算定すべき表面積分の計算方法を誤り、国庫補助金1300万円を過大に受け取っていたという。

 海の守護神として信仰されている金刀比羅宮は、07~08年度の奥書院の工事で、補修した箇所数を実際より多く報告。130万円を余分に受け取っていた。

 根津神社は「費用の計算をし直して、過大に受け取った額があれば国に返還したい」としている。金刀比羅宮は取材に回答がなかった。

 重要文化財を修理する場合、文化庁の補助金交付要綱などに基づき、所有者側に原則として国から費用の半分が補助金として交付される。

写真説明】金刀比羅宮の奥書院=2004年、香川県琴平町

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