ヤダ…すごくおっきくなっちゃった…収穫し忘れたキュウリ
巨大化して、しかも黄色になっちゃった
「これ、食べれるのかな」と思ってネットで調べたら、
驚きの事実が!
○江戸時代まで、キュウリは黄色になってから食べていた
○黄色のキュウリは苦くて不味い
○水戸光圀いわく「キュウリは苦くて最悪の瓜」
○江戸末期に「未熟の小さいキュウリを食べるとそんなに苦くない」と判明
黄門様はボロクソに言ってるけど、
やっぱり、何事も体験してみなきゃ分からないでしょ
苦いの上等、早速ガブリっ
『収穫し忘れたキュウリが巨大化してたぜ~
皮が固かったけど丸かじりしてやってぜ、ワイルドだろぉ
以下、詳細レポ。
皮は固い。むいたほうがいいです。
白い身の部分は、かなり分厚くて食べごたえがあります。
梨を少し柔らかくしたぐらいのシャリシャリ具合。
味は、ほとんど何もしません。苦くはないです。
瓜の香りがほのかにします。
種の周りのゼリー状のところは、実は美味なんじゃないかと期待しましたが、
少し酸っぱいだけで美味くはないです。種は固い。
○定番の味噌を付けて食べたら、味噌の味のシャリシャリした食べ物になりました。
○酢に漬けたら、酢の味のするシャリシャリした食べ物になりました。
○塩を振ったら、「未熟で甘くないスイカに塩を振ったけど、やっぱり美味しくない」というような微妙な味でした。
○ジャムを付けたら、ジャムの味のするシャリシャリした食べ物になりました。
○レモン汁を付けたら、「東南アジアにある酸っぱい果物だよ」と言われたら納得するような微妙な味になりました。
○砂糖を付けたら、香りのない不味い果物のような味になりました。
○ごま油で炒めたら、少し甘さを感じました。
とろけない焼き茄子のような感じですが、これなら焼茄子のほうが美味です。
結論としては、味がしない・苦くない・香りもない・シャリシャリした食感で、単独で食べるには中途半端
酢豚のパイナップルの代わり、ナシゴレンの横に付いているキュウリ、などなど意外に活躍するかも知れません。
「盛岡冷麺や冷やし中華などで、キュウリの香りや食感が不満」とか、
ポテトサラダに入っているリンゴが、
「リンゴの食感は許せるけど、香りは余計」という場合に、
完熟キュウリで置き換えてやると良さそうです。
料理人の腕次第で、いくらでも食材として利用可能な感じでした


