衆院選11月上旬の意向 首相、谷垣総裁に示唆

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

arama-さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ1480件目 / 全2962件次へ »
ブログ

衆院選11月上旬の意向 首相、谷垣総裁に示唆

 野田佳彦首相(民主党代表)が自民党の谷垣禎一総裁側に対し、8日の党首会談の前後に11月上旬の衆院選の意向を示唆していたことが22日、分かった。首相は衆院選を経ないままでの2013年度予算編成に否定的な考えを伝達。11月4日か11日の投開票を想定したスケジュールだったことから、今国会中の解散を求める自民党側は「とうてい受け入れられない」と反発し、拒否している。複数の自民党幹部が明らかにした。

 衆院解散時期をめぐって首相は党首会談で「近いうちに信を問う」としたが、具体的な日程に関する首相の意向が明らかになるのは初めて。自民党は9月8日までの今国会解散を求めて首相問責決議案の提出も含め攻勢を強める構え。早期の衆院選を回避したい民主党執行部の異論も予想される。

 自民党幹部によると、党首会談前後のやりとりで、首相は年末の予算編成について「野田政権でそこまで取り組むことは考えていない」と説明。新政権発足を、11月下旬から始まる編成作業に間に合わせたいとの考えも伝えた。

 首相指名選挙や組閣といった新政権発足に伴う日程から逆算すれば首相の考えは11月上旬の投開票となる。この場合、10月初めに臨時国会を召集し、解散する段取りとなる。

 自民党幹部の一人は共同通信の取材に「首相が自分の手で来年度予算案編成をする意思がないことは首相周辺から発信されている。おのずから解散時期は決まってくるが、この日程なら強行策に出ざるを得ない」と述べた。

 首相周辺は自民党側に、9月8、9両日にロシアのウラジオストクで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議や、10月12~14日に東京で開かれる国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会など外交日程に対する首相の意欲も説明している。

 これとは別に官邸サイドは自民党側に、早ければ今国会会期末までに解散し10月7日投開票とする日程も首相が選択肢にしていると伝えたという。

コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。

ネット証券比較

みんかぶおすすめ