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生きるために 24年8月18日(土)15時15分

 明彦君は、10年来、日記だかメモだか、心の整理のためとか、この問題を、どう解決しようかと、そういった名前の付けられないものを、書いている。それが20冊くらいになっている。人生の最後にこのメモから、何か私小説を書きたいと思っている。小説の名前は決まっているのだけれど、まだ公表できないでいる。

 

 最近、やはりドストエフスキーの「悪霊」を読まなければこの案としての小説に、今一、何かが足りないと思って、文庫本を注文してみた。それは、この「みんなの株式」にもそのさわりが少しずつ登場しているが、「人はこれ程、自分勝手で、ずるくて、意地悪である。しかしそれはどうしてなのか。それだけで済まされることなのか。」である。

 

もうひとつある。「人は極めて弱いものである」ということであり、その弱い人がこの波乱の世界で、どう生き抜くかである。

 

 小説全体は、重苦しい雰囲気になると思う。それでもそれだけでは、読者はつまらないので、「とんまな人」も登場させたりと、考えている。

 

 有る程度、骨格は決まっているのだが、なにしろ文章力が無いのが、悩みである。しかし、小説の中身は、文章力だけでは無い。その中の主題がしっかりしていれば、核心をついていれば充分であるとも、思っている。もっと、中学で国語の学習をしっかりやればよかったと思っている。

 

 昨日のノートに、こんな図を書いてみた。左に自分の悩み。右に神の絵である。自分の悩みより神の力が圧倒的に強ければ、人は生きられる。この人と神とも課題である。そう言えば、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」でも教会の司祭が死んだ後、その死体が腐って腐敗臭をだしているというのも、確かあったと思う。

 

 最後は、生きるためにどうするかでこの小説は締めくくるのだが。

 

(明彦よう。おめえには無理だ。この世は面白おかしく生きればいいんだ。そんな、陰気なものは、誰も、読みやーしねえよ。)

 

 

 

 

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