世界記憶力選手権

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世界記憶力選手権

伊勢白山道さんのブログで、この件が取り上げられていた。

なんでも中国人が多数好成績をあげたらしい。

http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/

「世の中には白黒付けないで良いこともある」

 

何の因果か、ちょうどオイラもこの記憶力選手権というものに興味をもっていた。

書店でみつけた次の本が気になったからだ。

 

★「ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由」

  Joshua Foer著 梶浦真美訳 エクスナレッジ 1,800円+税 2011.7.29第一刷

 

ジャーナリストである著者が、

ふとしたきっかけで全米記憶力大会に挑戦してチャンピオンになってしまう実話。

 

彼等の記憶法とは、「記憶の宮殿」という手法がベースになっていて、

実にユーモラスなその方法に興味をもった。

オイラ達一般人にも使える方法であり、知っておくと思わぬ御利益があるだろう。

 

また、さすがジャーナリスト、面白いウンチク記述も満載。

例えばその昔、書籍が少なく存在しても重たすぎて運べなかった時代、

記憶力を頼りに口伝するしかったので、

当時は記憶力こそ最大の評価となりえた。

 

さらに古代、なんと文章にスペースも改行記号もなかったという。

ASYOUCANSEEITSNOTVERYEASYTOREDTEXTWRITTNWITHOUT

OSPACESORPUNTUATIONOFANYKINDOREVEN(や~めたっと)

 

記憶することに懸命になるしかなかった時代、

「記憶の宮殿」は生み出されたのであった。

 

記憶力の分野は、言葉だけでなく、

抒情詩、数字、人の顔など他分野に及ぶという。

円周率を何万桁も覚えるという手法にも若干触れられており、

記憶する手法が実は幾通りもあって、未だに進化をつづけている現状を垣間見ることができる。

 

人間の脳内で記憶する手段を、

まるでプログラム開発のような勢いで思考錯誤を続けていく挑戦者たち。

 

ハードディスクによる外部記憶が進化した現代において、

それとは全く逆行して、内部記憶を強化するという記憶術の発展は、

人間頭脳の潜在能力を開発・発展しているに等しく、

肉体オリンピック競技と共通するものがある世界だ。

 

PS:実は米国、世界的に見ると記憶力選手権の地位は高くないそうだ。

   中国の記憶力による進展は、今後の世界を予言している可能性がある。

   中国人が英語をモノにしたとしても、米国人が中国語を話すことは難しいだろう。

   ITプログラムの世界が英語ではなく中国語ベースになったら、

   世界は混乱を極めるし、世界を支配できそうだ。

   言語というのも、立派な兵器なのであった。

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