ＯＬＣ株が業績上振れ期待等により一時１万円台と12年ぶり高値

[TAROSSAさん]

14日の東京株式市場で東京ディズニーリゾートを展開するオリエンタルランド（ＯＬＣ）の株価が一時１万円まで上昇したそうです。

１万円台を付けるのは2000年８月以来、12年ぶりで、夏休みシーズンの来園者は計画を上回る勢いとみられ、業績の上振れや財務の改善を期待した買いが続いているようです。

 

主力のテーマパーク事業は人気映画「トイ・ストーリー」を題材にした新アトラクションが好評で、2012年４～９月期の連結純利益見通しは前年同期比２倍の175億円ですが、好調な客足が続けば上振れする可能性があるようです。

 

業績好調を背景に、財務の安定性も増しそうで、2013年３月期末にも手元資金が社債や借入金の残高を上回る「実質無借金」が視野に入ってきたようです。

ＯＬＣが実質無借金になるのは、連結決算を導入した2000年３月期以降では初めてとなるそうです。

テーマパーク運営会社は恒常的な施設更新が必要なため借入金が膨らみやすいそうですが、ＯＬＣは連結自己資本比率が６割を超えているとのことです。

 

株価は５月下旬から一本調子で上昇しているようですが、はたしてこのまま上がり続けるでしょうかね。