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パンダの赤ちゃん誕生

パンダの赤ちゃん誕生 和歌山アドベンチャーワールド

国内最多の8頭のジャイアントパンダを飼育している和歌山県白浜町の観光施設「アドベンチャーワールド」は11日、オスの「永明(エイメイ)」(19歳)と、メスの「良浜(ラウヒン)」(11歳)の間に自然交配でメスの赤ちゃんが誕生したと発表した。生まれたのは10日午後4時半で体重は167グラム。アドベンチャーワールドでのパンダの誕生は13頭目になる。

 同施設によると、赤ちゃんは双子だったが、10日午後5時に生まれた2匹目は死産だった。良浜は「ギャー、ギャー」と鳴き声をあげる赤ちゃんを前脚で抱えるようにしているという。

 同施設でのパンダの出産は、2000年に梅梅(メイメイ)が良浜を産んだのが最初で、梅梅が8頭、良浜が5頭を産んだ。今年7月5日に東京・上野動物園で24年ぶりの出産(その後死亡)が話題になるなど繁殖の難しさが指摘される中、順調な繁殖ぶりが際だっている。

 

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