コンビニエンスストア各社が和菓子の品ぞろえを強化しているようです。
なかでも主流は、常温品より砂糖の使用量が少なくて済むヘルシーなチルド(冷蔵)和菓子で、暑さも手伝ってカロリーを気にする女性やシニア層に人気を呼んでおり、各社ともさらに品ぞろえを拡充するようです。
ファミリーマートは7日、和菓子シリーズ「Sweets+和」から夏季限定の「笹巻きくずまんじゅう(うめ風味あん)」(130円)を発売したそうです。
すでに販売している「小豆とクリームの生どら焼」(136円)や「水ようかん」(120円)など8商品と合わせ、ラインアップは9商品となったそうです。
常温品は品質劣化を防ぐために糖分を多めに使用しているのに対し、チルド品は糖分が少なくても十分な甘さを出すことができるそうです。
サークルKサンクスも、オリジナルデザートブランド「シェリエドルチェ」から「和のチーズスフレ~和三盆糖蜜使用~」(110円)などチルド和菓子3商品を先月5日に発売しており、既存品と合わせてラインアップは10商品前後となり、今後も拡充していくそうです。
ローソンが3月から展開するチルド和菓子シリーズ「あんこや」は、チルドであることに加えて「良いものを少しだけ食べたい」という女性やシニア層の要望を反映、サイズを小さくしたそうです。
同シリーズの投入でこれまで20~30代が中心だった客層は40代以上にまで広がり、オリジナルスイーツ全体の売上高を前年に比べ約1割押し上げたそうです。
セブン-イレブン・ジャパンも、和菓子は女性、高齢者の来店客が増えるなかで意識的に増やすとして、来年2月までに既存4工場の設備増強、2工場の新設を進めているそうです。
そういえば、最近コンビニのスイーツで和菓子が増えているなと感じていたところです。
やはり人気があるんですね。