アジアさんのブログ
中国 投資家の信頼は崩壊した
中国の上場廃止めぐる新規定、導入の動きへ批判高まる
[上海 7日 ロイター] 低迷する株式市場を立て直すため中国当局が打ち出した、上場廃止手続きに関する新規定導入の動きに対し、投資家を混乱させ、投機的な動きを助長しているとの批判が出ている。
中国証券監督管理委員会(CSRC)は6月後半、株価の低い銘柄に対する上場廃止手続きの合理化および迅速化を目的とした一連の新規定を打ち出した。この中にはB株に対するルールが含まれ、1株当たり1元(額面価格)を20日間下回って取引されたB株について、自動的に上場廃止とすることが規定された。
B株市場は当初、外国人投資家が中国企業の株式を購入できる唯一の場だったが、一連の改革によりその意義を失った。上海証券先物協会のエコノミスト、Jin Dehuan氏は「B株市場はだいぶ前からその存在意義を失っていた」とし、「問題は今後どうするかということ」と指摘した。
B株市場の時価総額は100億ドルと小さいため経済的な重要度はそれほど大きくないが、長期的な成長に焦点を当てた投資よりも、時価総額の小さい「ジャンク株」に対する短期的な投資が優先されており、中国株式市場の主な欠点を示す例となっている。
中国の主要な株価指数が3年連続でマイナス圏に沈むというリスクもあり、政府は中国の投資慣習を変え、信頼感を取り戻そうと躍起だ。CSRCは中国の優良株を保有することの利点を強調する一方で、時価総額の小さい銘柄の淘汰に動いている。
だが市場関係者は、一貫性のない政策の一挙一動により、B株市場で投機的な動きが活発化していると指摘。投機家が、規制当局の動きに伴う上海B株指数.SSEBの乱高下を狙って買いを入れているためだ。
海通証券(上海)のシニアアナリスト、Zhang Qi氏は新たな規定導入は、インサイダー取引や市場の不正操作の新たな機会を作り出すだけと指摘した。
繰り返される市場の憶測に関連し、市場を操作するために故意に流されたとの懸念が浮上したケースもある。また上海証券取引所と深セン証券取引所は今週、任意に上場を廃止したB株企業によるA株市場への再上場を容易にし、上場廃止に関する規定のその他の面についても再検討すると提案、さらに混乱が深まった
B株をA株に統合させる構想も、2001年から取り沙汰されているが、市場関係者はその難しさを指摘する。まず、B株を保有する外国人投資家も存在するが、中国では外国人投資家個人が直接A株を保有することが認められていないため、その投資家は適格外国人機関投資家(QFII)制度で認可を得る必要がある。ただし現行の制度は個人の投資家を認可していない。
また上海証券取引所のB株は米ドル建てのものが大半を占めているのに対して、深センは香港ドル建てのものが多く、大半が元建てのA株への統合に伴って、通貨交換の面で困難が伴うことが予想される。
そもそも、B株市場で存続が危うい企業をA株市場に統合させれば、そうした小規模銘柄を上場廃止にしたいCSRCの意向と矛盾することになる。
7日にはCSRCの郭樹清委員長に向けた「市場監視員」を名乗る人物からの書簡がネット上で公開された。書簡は「ルールの一部が変更され、そして投資家の信頼は崩壊した」とし、規制の優柔不断さが及ぼす影響を嘆く内容となっていた。
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中国って、
民主主義じゃないからなのかな?
すごく驚きのことが、サクッと実行されて、
ちょっと意味が分からないというか。。。
新興国ということなにでしょうか?
私は、このニュースをヤフーファイナンスで読みましたが、
あんまり意味が分からなかったです。
ただ、せっかく回復ぎみだった中国市場が、また荒れるのかな?
と、なんとなく感じました。
コマツ。。。どうなっちゃうのかな~(T-T )
明けの明星 清か(さやか)さん
こんばんは
>新興国ということなにでしょうか?
前後の文章で変わるかもしれないがブリックスからアジア諸国など発展途上国で成長性のある国だと思うけど・・・・・
中国は共産主義だから本当に怖いですよ!下手すると土地も国に取られます。
お金で解決することも多く賄賂も当然多いです。
ガーラも昔騙されました(-_-;)