東京228堂さんのブログ
ブログ
5月4日 ベンキャーキャピタル
連休中は天気がよく、個人消費にいい影響がでていると思われますが、
日本市場は開いていないのは寂しい限りです。
昨日のアメリカ市場は
ダウ 13241.38 +29.50
ナスダック 2565.46 +7.62
非製造業景気指数と非農業部門労働生産性速報値が予想より良かった
ようです。強いなぁ、アメリカ。
為替も対ドル120円中盤に入ってきました。
中国市場は
香港 ハンセン指数 20,841.08 159.50 +0.77%
本土市場は休場。
インド市場は
ムンバイ SENSEX30種 13,934.27 -143.94 -1.02%
インド NIFTY指数 4,117.35 -33.50 -0.81%
ベトナム市場は
ベトナム VN指数 947.19 9.73 +1.04%
アジア市場は今日も堅調といって良いでしょう。
5月3日の日経新聞に 「ベンチャーキャピタル大手4社
前期決算 明暗分かれる」と言う記事が掲載されてました。
増益組
SBIホールディングス(純利益1%増) 日本アジア投資(同70%増)
減益組
ジャフコ(同8%減) エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ(同27%減)
そもそも「ベンチャーキャピタル」とは?
『成長志向性の強いベンチャー企業に対して資金提供を行う投資会社(投資集団)のこと。通常、資金を「貸す」(融資)のではなく、株式の取得という形で「投資」を行って、ベンチャー企業の資金需要に応じる。 金融商品としては、オルタナティブ投資の一つであるプライベートエクィティの一形態である。』(ウィキペディアより)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%94%E3%82%BF%E3%83%AB
「ベンチャーキャピタルが投資したくなるビジネスプラン」
と言うタイトルの文章がありました。
http://www.svjen.org/blog/archives/2005/04/02/010645.html
ほかにもベンチャーキャピタルについていろいろ書いておられます。
http://www.svjen.org/blog/archives/cat_venture_capital.html
また日本のベンチャーキャピタルの現状と問題点を簡潔に書いておられる
文章もありました。(2001年の文章ですが、それほど状況は変わらないと
思われます)
http://www.rieti.go.jp/users/economics-review/001.html
先日の『週刊ダイヤモンド 新興市場に気をつけろ!』の特集の中に
「新興市場後輩を加速させるベンチャーキャピタルの罪」という
タイトルの記事があり、「新興市場で初値の公募価格われが相次ぎ、
投資家の信頼を失っている背景の一つには、疑いなくベンチャーキャピタルによる投資バブルが存在する」と書かれていました。
ベンチャー企業への資金や経営指導はもちろん大事ですが、
投資家を欺くような行動は気をつけて欲しいものです。
(悪いベンチャーキャピタルは一部でしょうが)
けっこう大きなテーマを取り上げておいて、またまた消化不良ですが
今日はこれで失礼します。
潰れていくベンチャーも数あまたいますからね。
ベンチャーキャピタルというイメージが、もう既に
自分の中でかなり悪くなっています。
VCの動向は新興市場にとって、切っては切れない関係ながらも
要注意で最重要課題かもしれませんね。最近では印象が悪すぎです。
本来ならば、成長性のある企業を資金面でカバーをし、
成長の後押しをするのが本来の役割なはずなのに、現在では・・
勿論、本来の役割を担ってるところが殆どでしょうけれど、
成長性を見せるための決算会計改ざん、そして上場後の市場売却。
IPO銘柄を選別するのに、VCがどの程度保有しているのか、
ロックアップされてあるのか等々が優先されてしまう始末です。
新興銘柄に愛着があり、そして好きな私としては、
その中でも良質な銘柄を探していきたいものです。
『新興市場に気をつけろ!』が『新興市場に火をつけろ!』
になることを願ってコメントさせていただきました。(笑)