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本日の夜間立会見通し
金【ユーロ安で金は下落か?】
日中取引時間は、NY市場は下落するも為替相場の円安が進行したため、手じまい買いが先行、前日比19円高の3977円で寄り付く。その後は材料難からもみ合いとなったが、円相場の強含みとともに売られ、結局前日比17円高の3975円で終了。
23日のNY市場は、欧州の債務危機が深刻化しているとの懸念から、ユーロ安・ドル高となり代替先としての金は売られた。スペインの財政問題が悪化しているため、世界的な株安・原油相場安の展開となり金融市場はリスク回避モードとなっている。金相場も連動した動きとなった。その後、国際通貨基金(IMF)がギリシャ支援するとの考えを示したため、やや欧州不安が和らぎ金も買い戻され前日比5.4ドル安の1577.4ドルで終了。現時点では、米追加金融緩和(QE3)期待が相場の下支えとなっているが、スペイン情勢が今後さらに悪化するようなことになれば、再び売られる可能性が高くなって来たと思われる。
本日夜間取引時間は、ユーロ圏PMIが発表される予定(17:00)となっている。欧州景気の減速が示されるようなものであれば、ユーロ安となりドル建て金は売られる恐れがあるため要注意である。
夜間取引レンジ 3,947円~4,003円
中川
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