本日の夜間立会見通し

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

金【売り方優勢？】
日中取引時間は、NY時間外相場の下落と円高進行で手じまい売り先行で前日比6円安の3998円で寄り付く。その後もNY時間外の値下がりと歩調を合わせ下げ幅を拡大し、結局前日比46円安の3957円で終了。

20日のNY市場は、ロシア中央銀行が金の保有を増やしたことが買い材料になって一旦買われた。しかし、スペインの財政問題をきっかけに、欧州債務危機懸念が再燃しユーロ安・ドル高となったため、ドル建ての金は売られた。だが、売り一巡後は穀物相場の高騰に連れ高となり、前日比2.4ドル高の1582.8ドルで終了していた。スペイン国債利回りの上昇を背景に、市場では欧州債務問題への懸念が改めて強まっている。そのため、リスク回避姿勢が強い。追加金融緩和期待で先週は1600ドル付近まで買われた後は、結果的に期待はずれとなり以来膠着感を強めている。新規の買い材料が見当たらない状況下、当面は売り方優勢の時間が続くと思われる。

本日夜間取引時間は、円高進行とともに値を下げ易い取引展開が予想される。値ごろの買いは控えたほうが良いと思われる。

夜間取引レンジ　　　3,937円～3,981円

中川