先週末、ダウが、200ドルほどあげて、終了。アメリカの、木曜の失業保険件数は、市場予想の37万人を下回り、35万人であった。
アメリカの指標自体は、市場予想を下回っていたが、JPモルガンの決算が良かったのに好感して、ダウが、上昇した。
アメリカの企業決算が終了するまでのあいだ、同じような状態が続くかもしれない(おそらく、短期筋の買戻しだと考えてよいのではないか。そうであるならば、上昇トレンドというよりも、しばらくは、横ばいである確率が高い)。
しかしながら、アメリカの景気減速を理由としているわりには、ダウは。12000ドル台を維持したままである。
日経平均先物も、ダウにつられて、上昇で、引けている。月曜は、日本は休日で、株の取引はない。日経平均は、月曜のダウしだいである。対ユーロおよび、対ドルで、じわじわと、円高が進行しており、日経平均の頭を抑えることになる可能性がある。
しばらくの間は、先々週の、高値9200を上限とし、下は、8500くらいではないかと、勝手に妄想しているところである。
基本的に、上げれば、売り。下げれば買いで対応しようかと考えているところである。日銀は、結局、追加緩和はなく、現状維持であった。
フランスの、プジョーの8000人首切り計画を、フランス大統領が容認せず、政府が介入することで、計画の見直しを図るとのことである。
<為替相場>
ドル円 78.20~80.20
ユーロ円 95.20~99.20
ユーロドル 1.190~1.2450
ユーロがまだ下がるかといえば、下げそうに見える。しかし、そろそろ反発と言われれば、そのようにも見える。
ユーロは、悪材料が出尽くすことがなさそうである。国債の発行を抑えるための、緊縮財政による、景気の悪化。景気を良くするために、財政出動すれば、国債が下落。
袋小路に入ったという表現が、ピタリとくる状態である。
アメリカ関係の市場予想が、かなり強気な気がするので、怪しいと感じている。アメリカの企業決算があるので、経済指標が無視される可能性もある。
7月18日のベージュブックは、一応、注意しておく必要ありか?
<株式相場>
日経平均 8500~9200
アメリカ企業決算次第の、為替次第。これだけである。
火曜日、日経平均が上げるようならば、売ってみるのも面白そうである。個別株は中長期で、日経平均先物は短期で、使うようにしている。
ユーロ圏と取引が大きい企業の株が、かなり売り込まれているようである。
相場展開が読みにくい状況になってきた。しばらくの間は、小康状態を保ちそうである。