ソニーと住友電気工業は、緑色半導体レーザーの新技術を開発したそうです。
従来品に比べ、より強い光を発することができるため、プロジェクターに応用すれば、より鮮やかな色彩を映し出すことが可能となるそうです。
従来の緑色レーザーは、緑に近い光を代用したり、別の波長の光を緑色に変換したりしていたため、十分な輝度が得られず、光源が大型化するなどの欠点があったそうです。
住友電工の半導体素材技術とソニーの設計技術を組み合わせることで、新開発の緑色レーザーは、従来品の約2倍の輝度で発することが可能になったそうです。
レーザー光源を小型化することもでき、消費電力の低減にもつながるため、将来的には、スマートフォンにプロジェクター機能を搭載することも可能になるそうです。
ソニーは、緑色半導体レーザーの需要について、2014年度は約1000万台、2015年度には2000万台に拡大すると見込んでおり、数年内の量産を目指すとのことです。
今までの緑色と本物の緑色とでは、そんなに違いがあるんでしょうかね。
比べて見てみたいです。