三笠宮寛仁さま 逝去 //ご冥福をお祈りいたします

[arama-さん]

　天皇陛下のいとこにあたり「ひげの殿下」の愛称でも親しまれた三笠宮寛仁さまが、入院先の都内の病院でお亡くなりになりました。６６歳でした。

　寛仁さまは今年１月、東京都内の病院に入院し、あごなどにできたがんの切除手術を受けた後、３月にものどの軟骨を切除し、がんにかかわる１６度目の手術を受けられました。その後、今月１日に、口や鼻から出血するなど容体が急変し、５日からは呼びかけにも反応せず、意識レベルが低下するなど、予断を許さない状態が続いていましたが、６日午後３時３５分に亡くなられたということです。

　病院には６日朝、長女の彬子さまが日本美術の調査研究のため出張していたポーランドから急きょ帰国し、病院に駆けつけられました。皇位継承順位、第６位の寛仁さまは「ひげの殿下」の愛称で親しまれ、障害者福祉やスポーツ振興の分野で公務に積極的に取り組み、その気さくな人柄と率直な発言で知られていましたが、２０年ほど前からがんとの闘病を続けられていました。（06日15:53）