あさっての投資家さんのブログ
心意気と、信頼と。
※またしても…
この日記には市場・経済・社会に対する考察は全くないのでないのでご注意を。
こうちゃんさんの日記
http://minkabu.jp/blog/show/432351
を読んで、なんだか私も好きな言葉や人生訓を書きたくなったので。
私の好きな言葉は、
魏徴の「人生意気に感ず、功名誰かまた論ぜん」でした。
意訳?すると、
「男の人生は人の心意気に感じ入って歩むものだ。
名誉など、そんなもん誰が何と言おうと関係ねぇ!」
って感じです。
(厳密な意味・解釈ではないのでご注意を)
この言葉だけでも気概が伝わってきますが、
魏徴という男の歩みを知ると、もっと伝わるのではと思います。
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事の始まりは唐の初代皇帝の死から。 ⇒ 存命中でした。失礼しました。
皇帝の子供の間で帝位継承争いが勃発します。
兄である李健成と弟の李正民です。
この時、魏徴は兄:健成のブレーンとして仕えたのですが、
結局、弟:正民が勝利し、健成は殺され、
魏徴も捕らえられて正民の前へ連行されます。
正民にしてみれば魏徴は自分を貶めようとした諸悪の根源。
ですから、厳しく問い詰めようとします。
しかし、魏徴は堂々と
「もし皇太子(兄:健成)が私の進言を聞いていたら、
こうはならなかったでしょうに。」
と言ったそうです。
もちろん、進言とは「正民を殺せ」。
もし私が正民の立場だったら、
「なんだと、お前なんぞ処刑してやる!」と言ったでしょうね (^^;)
さて、正民はそれを聞いてどうしたでしょう?
正民はなんと、
『死を覚悟の上で言うべき事は言う。大した奴だ。』
と思ったのか、魏徴を許したばかりでなく、彼を家臣として採用したのです。
魏徴もすごい度胸がありますが、正民の器も大きいですよね。
きっと魏徴は正民の心意気に感じ入ったのではないでしょうか。
さて、これには後日談があります。
正民はキレやすい短気な性格だったようですが、
唐の皇帝になったあともその性格はかわらず。
でも正民が激怒しても魏徴は何度もそれを諌めたそうです。
お互いに信頼関係があったのですね。
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さてさて、わが身を振り返って「功名誰かまた論ぜん」と言えるか否か(^^;)
その辺はご容赦を。 失礼しました~!
> 「男の人生は人の心意気に感じ入って歩むものだ。
> 名誉など、そんなもん誰が何と言おうと関係ねぇ!」
あさってさん、男ですね~(^o^)
カッコいいです!
> 魏徴という男の歩みを知ると、もっと伝わるのではと思います
読ませて頂きました。
すごい世界ですね。
こうちゃんさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
>あさってさん、男ですね~(^o^)
>カッコいいです!
いえ、あの…
私の言葉ではなく、魏徴の言葉ですよ、モチロン(^^;)
私もこんな事を言えたらなぁ…(汗)
>読ませて頂きました。
>すごい世界ですね。
そうですよね。
魏徴の度胸も、正民の器も、
ちょっとで良いから見習わないたい…と思ってはいるのですが(大汗)
Tanpanさん 、こんばんは。
コメントありがとうございます。
>「意気に感ず」
>良いですねぇ。。
>骨太ですね!
そうですよね。
言うだけなら誰でもいえますが、
行動が伴っていると唸っちゃいます。
…そうか、私に足りないのは骨太さですね(^^;)ゞ