TAROSSAさんのブログ
キヤノンが円安を想定し2012年12月期の業績予想を上方修正
キヤノンは、2012年12月期の業績予想について、売上高を3兆9000億円(従来予想3兆7500億円)、最終利益を2900億円(同2500億円)に上方修正したそうです。
4月以降の想定為替レートを前回見通しより円安方向に見直し、収益が上ぶれするようです。
想定レートはドル、ユーロとも従来想定より5円の円安に設定し、通期では1ドル:79円94銭(前回見通し75円)、1ユーロ:104円91銭(同100円)としたそうです。
同社は「米国経済が最悪期を脱し、若干の明るさが見えてきた。一時期のような『超円高』は起きないだろう」とみているようです。
商品別ではデジタル一眼カメラや業務用複合機などが好調に推移するとみているようです。
一方、本日発表した2012年1~3月期連結決算は、タイ洪水でインクジェットプリンターが供給不足になったことが響き、売上高は前年同期比1.2%減の8292億円と減収となりましたが、コスト削減効果などで本業のもうけを示す営業利益は0.2%増の826億円、最終利益は11.0%増の615億円と増益を確保したそうです。
キヤノン同様堅めに為替レートを想定している企業は、上方修正がありうるかもしれませんね。
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関連銘柄:
キヤノン(7751)
おはようございます。
円安になって来て、上方修正の声がよく聞かれ、
税収も増えそうです。
本当にいいことばかり。
ガソリンは高いですが、日本企業には原油高は追い風です。
一時期よりは若干円高に振れ気味ですが、この水準なら、業績予想の上方修正はまだまだあるかもしれませんね。
3月決算企業の業績予想も高めに出てくるといいですね。