arama-さんのブログ
宮島の大鳥居、暴風で壊れる
廿日市市宮島町の厳島神社社殿前の海上に立つ国重要文化財の大鳥居の屋根の一部が、3日の暴風で一部破損していたことが17日分かった。同神社が19日から破損状況を調べ、修理する。工期は6月中旬までの予定。
同神社によると、高さ約16メートルの大鳥居最頂部の檜皮(ひわだ)葺屋根を覆う銅板のうち南西端に近い約3メートルがはがれており、修復して被害拡大を防ぐ。
19日から足場を設置。部材や工具の落下を防ぐため、防護ネットを足場の周囲に張る。
災害などによる大規模な改修は、台風の影響で4本のそで柱上部にある屋根を葺き替えた2000年以来で、約12年ぶりとなる。
【写真説明】3日の暴風で一部がはがれた、大鳥居の屋根の銅板(点線内)