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個人投資家のマインドがHedgeをも動かす
【市場の心理学】恐怖と驚き、値動き増幅
株価や為替はなぜ動くのだろう。もちろん答えは一つではない。経常収支や企業業績といった材料が影響を与えるし、金融政策や政治にも左右される。そんななか、最近ひときわ注目されるのが市場心理だ。悲観と楽観、恐怖と期待……。投資家の心の振幅がマーケットを突き動かす局面が増えている。
年明けから始まった世界的な株高。その転機をいち早く示唆した指標がある。シカゴ・オプション取引所が算出するVIX(ビックス)指数だ。
●指標が商品化
VIXの値は米国株の値動きの激しさ(ボラティリティー)に応じて変わる。投資家の迷いや不安が高まり、値動きが激しくなると上昇するので別名は「恐怖指数」。20ポイントを超すと警戒ゾーン、30ポイント超は危険ゾーンとされる。2008年のリーマン・ショック後に80ポイントまで急騰、市場心理の指標として有名になった。
昨夏以降、ギリシャ危機の深刻化で高止まりしていたが、昨年11月末に30ポイントを割り込み、今年1月には20ポイントを下回った。VIXの低下、つまり市場心理の好転に促されるように株高が鮮明になり、「VIXの影響力を見せつけた」(ヘッジファンド関係者)格好だ。
この指数に連動する先物取引は昨年の売買代金が3千億ドル。5年間で約50倍に膨らんだ。「恐怖」という人間心理の動きは単なる指標にとどまらず、今や人気の金融商品にもなっている。
心の揺れを解析し、投資に生かす。その取り組みは金融市場の注目テーマになりつつある。
人工知能を研究する東京大学の松尾豊准教授は昨年、ゴールドマン・サックス出身の古庄秀樹氏と一風変わったファンドを旗揚げした。
来る日も来る日も、株式投資に関する何千ものブログを分析する。不安、失敗、損、期待、楽観、利益……。さまざまなキーワードから市場心理の起伏を読み、強気、弱気のどちらに傾いているかを判断して日経平均先物を売買する。「心理を読めば、一歩先を行ける」と松尾氏。
こうした手法は「ソーシャル・ネットワーク・ファンド」と呼ばれ、欧米でも模索が始まった。ロンドンを拠点とするダーウェント・キャピタル・マーケッツはツイッターにあふれる投資家の感情表現を分析し、投資戦略を決めている。運用資産は数千万ドルに増えた。
●パニックの教訓
なぜ心理が注目されるのか。リーマン・ショックや欧州危機は「市場がパニックになると、伝統的な投資尺度は通用しない」ことを浮き彫りにした。売りが売りを呼び、企業の解散価値であるPBR(株価純資産倍率)1倍をあっさり下回ったトヨタ自動車の株価。「安心できる資産」として1ドル=75円台まで急騰した円相場……。「心の揺れ」はときに極端な値動きをもたらし、その影響を無視した投資戦略は描きづらくなっているのだ。
だが、移ろいやすくブレやすい市場心理をつかむのは容易ではない。
「海外投資家のマインドが百八十度変わった」。メリルリンチ日本証券の菊地正俊チーフ株式ストラテジストは、2月14日に日銀が追加金融緩和に踏み切った後の日本株上昇についてこう語る。
2月初めの同社の調査では、日本株は世界の機関投資家にとって「今後1年間で最も投資したくない市場」だった。ところが緩和後に菊地氏がアジアの投資家を訪問したところ「半分が強気で半分が中立。弱気はゼロだった」。経済の姿は変わらなくても、緩和という「驚き」が市場参加者の心象風景を一変させ、株高と円安を呼び込んだ。
著名投資家ジョージ・ソロス氏の持論は「市場は感情と印象で動く」。投資家心理の揺れは市場の価格変動を増幅し、実体経済との乖離(かいり)を広げかねない危うさも秘めている。
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ラッコのつぶやき
僕はブログの解析などで、随分前からそれらしき閲覧者を確認していた。
(NINJA TOOLSではなく、他に恐ろしいほど詳しい解析ソフトがあるのだ)
最近ブログに銘柄の予想を滅多やたらに書かなくなった事、
ラッコのつぶやきが少なくなった事を気づいてるファンも多いだろうけど、
理由はそういう事からだったのです。
僕は有る日(ヤフーブログ利用者以外の閲覧者を含めて)僕のブログを
日に7000人以上の足跡がつく事を知った。
ヤフーアカウントだけでも月に1万人以上でなんとなく怖さを感じ、
記事を殆どファン限定にしてしまった。
僕は有る友人とここで良く話していた。
ブログも掲示板も機関やファンドの監視下におかれているし、
証券会社のリアルタイムボードは証券会社が個人投資家がどの銘柄をみているのか
リサーチするために与えられたものだということを。
勿論このみんかぶも松井証券のそれだろう。
信じられない程凄い勢いでリスペクト上位に昇ってった某会員は
恐らく松井証券のサクラではないかなどと一部で噂されているが・・。
それはともかく本題として、
掲示板やブログやみんかぶでの投稿には十分気を付けましょう。
・ということで。
ラッコ
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