マクロ分析(景気水準の分析)に役立つ経済指標50種の分かりやすい解説本。
近年の経済情勢の変化により重要度の落ちた指標も含まれているし、そうでなくても解説に異論のある向きも多々あるでしょう。
要するに、経済は変化していくものだし(指標の重要度、意味合いも変化)、見方は各人各様ということで(ただし、最も理に適った見方は一つ)、それぞれが自分の頭でマクロ分析を行うきっかけ作りになる本です。
この本の中で特筆ものは、オリジナルのウェイトレス美人指数(第50番目の指標)。
これは、日本でも当てはまりますし、たぶん時代が変わっても変わらぬ指標かもです。
ウェイトレスが美人だらけになったときは大不景気の底(∵美人は雇用市場における流動性が高い、日本でも!)、タクシーが掴まらなくなったらバブルの頂点、、、、おそらく、不変の街角指標。